タイ産「食肉加工品(生ハム・サラミ等)」の輸入食品 食品衛生法違反事例【15件】

厚労省公表由来 生産国がタイで、品名が「食肉加工品(生ハム・サラミ等)」に該当する輸入時違反事例のアーカイブ(2015年度〜・全件)。

📊 タイ産の「食肉加工品(生ハム・サラミ等)」の違反は累計15件(タイ産全体514件の2.9%・「食肉加工品(生ハム・サラミ等)」全体164件の9.1%)。違反類型の上位は成分規格不適合(14件)、使用基準不適合(添加物)(1件)。よく見られる品名は加熱食肉製品:FROZEN 、加熱食肉製品:あぶり焼きチキ、加熱食肉製品:ファミカラなど。

タイ産の「食肉加工品(生ハム・サラミ等)」の安全性は、この記録から何が言えるか(違反品の措置)

🛡 タイ産の「食肉加工品(生ハム・サラミ等)」の違反15件のうち、公表データの措置欄に記載があるのは15件(100.0%)。内訳は廃棄・積み戻し等で国内の食用流通に至っていない記録が15件(100.0%)販売済み・消費済みと記録されたものが0件(0.0%)です(2026-09-06時点)。
措置(公表文の語で分類)件数記載のあった15件に占める割合公表文の表記例
廃棄・積み戻し等(国内の食用流通に至っていない記録)15100.0%廃棄/積み戻し/第三国輸出/食用外転用(飼料等)/焼却
厚労省の公表データの措置欄に書かれた語を機械的に数えたものです。「販売済」「消費済」のいずれかを含む行を先に分け、残りのうち「廃棄」「積み戻し」「第三国」「食用外」「転用」「焼却」のいずれかを含む行を廃棄・積み戻し等としました(両方を含む「一部販売済み、残余廃棄」等は販売・消費済み側に数えています)。措置欄に記載のない0件は推測で振り分けずこの表から除いています。「上記のいずれの語も含まない記載」には、原文の記載ゆれで措置以外の文言(違反の原因など)が措置欄に入っている行も含まれます。書き換えずそのまま数えています。この内訳は「違反として公表された食品がその後どう処理されたか」の記録であり、タイ産の「食肉加工品(生ハム・サラミ等)」が安全である/危険であることの証明ではありません。件数は輸入量と国の検査計画に比例するため、件数の多さは危険度の順位でもありません。国内で実際に発生した食中毒の記録は食中毒発生状況アーカイブ(510件)、流通後に回収された商品の記録は自主回収アーカイブに別途収録しています。制度の詳細は厚生労働省 輸入食品監視業務が一次情報です。

年度推移

年度件数
2019年度0
2020年度2
2021年度3
2022年度0
2023年度1
2024年度0
2025年度1
2026年度0

違反類型・品名

加熱食肉製品:FROZEN (3)加熱食肉製品:あぶり焼きチキ(2)加熱食肉製品:ファミカラ(1)加熱食肉製品(1)加熱食肉製品:からあげ(1)加熱食肉製品:ソーセージ(1)加熱食肉製品:蒸し鶏(1)加熱食肉製品:ローストレッグ(1)

実際に何が検出されたのか(検出項目の内訳)

🔬 タイ産の「食肉加工品(生ハム・サラミ等)」15件のうち、不適格内容の文言に検出項目名が書かれていたのは15件。多い順にE.coli(大腸菌)(10件)大腸菌群(2件)ソルビン酸(1件)です(2026-09-06時点)。
検出項目(公表文の表記)区分件数項目名の記載があった15件に占める割合
E.coli(大腸菌)微生物・衛生指標1066.7%
大腸菌群微生物・衛生指標213.3%
ソルビン酸食品添加物16.7%
サルモネラ属菌微生物・衛生指標16.7%
フラゾリドン動物用医薬品(抗菌性物質等)16.7%
厚労省の公表データの不適格内容欄に、あらかじめ定めた主要な検出項目名が書かれているかどうかを機械的に数えたものです(タイ産の「食肉加工品(生ハム・サラミ等)」15件のうち、いずれかの項目名を含んでいたのは15件=100.0%)。1件の公表文に複数の項目が書かれている場合は各行に重複して数えています。掲げているのは主要な項目に限られ、公表文に現れる物質名を網羅したものではありません(どの項目名にも一致しなかった0件は、推測で振り分けずこの表から除いています)。件数は検査で見つかって公表された回数であり、その食品にどれだけ含まれているか・どれだけ危険かを示すものではありません。基準値は品目ごとに異なり、基準を超えて検出されたことは直ちに健康被害が生じたことを意味しません。分類規則は記録方法で開示しています。

どの検査で見つかったのか(検査の種類)

検査の種類件数記載のあった15件に占める割合制度上の位置づけ
自主検査1066.7%輸入者が自ら行う検査
モニタリング検査426.7%国が年間計画に基づいて行う抜取検査
行政検査16.7%検疫所が行う検査
厚労省の公表データの備考欄に書かれた検査の種類をそのまま数えたものです(タイ産の「食肉加工品(生ハム・サラミ等)」15件のうち、上の4区分のいずれかの記載があったのは15件=100.0%)。検査の種類の構成は輸入量と国の検査計画に左右されるため、この内訳は安全性・危険度の指標ではありません。制度の詳細は厚生労働省 輸入食品監視業務が一次情報です。

公表文に書かれた違反の原因

公表された原因(原文のまま)件数記載のあった15件に占める割合
作業員の衛生管理不徹底426.7%
一部製品の加熱、手洗い不足213.3%
器具および作業員からの汚染16.7%
対象食品の誤認16.7%
加熱不足16.7%
殺菌後の二次汚染16.7%
加熱不十分16.7%
使用済みたれの誤使用16.7%
厚労省の公表データの原因欄の記載を、文言を変えずそのまま集計したものです(タイ産の「食肉加工品(生ハム・サラミ等)」15件のうち記載があったのは15件=100.0%・記載の種類は11通り、上位8件を表示)。当サイトによる要約・言い換え・まとめ直しは行っていません。原因欄が空欄の0件は推測で補完せず除いています(「特定できず」と公表されているものは、その記載のまま1行として数えています)。

事例(15件)

公表日品名生産国条文不適格内容輸入者措置
2025-07-15加熱食肉製品(加熱後包装):FROZEN CHICKEN ROLL WITH Tタイ第13条第2項成分規格不適合(E.coli 陽性)伊藤ハム米久ホールディングス 株式会社廃棄及び積み戻し
2023-12-19加熱食肉製品(加熱後包装):ファミカラ(辛うま)タイ第13条第2項使用基準不適合(ソルビン酸カリウム 使用(原料のコチュジャンに対象外使用))廃棄、積み戻し等を指示(全量保管)
2021-10-22加熱食肉製品(包装後加熱):ソーセージタイ第13条第2項成分規格不適合(大腸菌群 陽性)廃棄
2021-06-21加熱食肉製品(加熱後包装):からあげタイ第13条第2項成分規格不適合(E.coli 陽性)積み戻し
2021-04-12加熱食肉製品(加熱後包装)(軟骨入り 鶏つくね)タイ第13条第2項成分規格不適合(サルモネラ属菌 陽性)廃棄、積み戻し等を指示(全量保管)
2020-10-08加熱食肉製品(加熱後包装):あぶり焼きチキンタイ第13条第2項成分規格不適合(E.coli 陽性)積み戻し
2020-09-10加熱食肉製品(包装後加熱):FROZEN STEAMED CHICKENタイ第13条第2項成分規格不適合(大腸菌群 陽性)廃棄
2018-12-13加熱食肉製品(加熱後包装):ローストレッグ(FROZEN ROASTED LEGタイ第11条第2項成分規格不適合(E.coli 陽性)積み戻し
2018-10-02加熱食肉製品(加熱後包装):蒸し鶏(FROZEN STEAMED SBB SHRタイ第11条第2項成分規格不適合(E. coli 陽性)積み戻し
2017-07-11加熱食肉製品(加熱後包装):炭火焼き鳥つくね串(タレ)タイ第11条第2項成分規格不適合(E.coli 陽性)廃棄
加熱食肉製品(加熱後包装):鶏肝(トレー盛り)タイ第11条第2項成分規格不適合(E.coli 陽性)廃棄
加熱食肉製品(加熱後包装):胸ヤゲン(トレー盛り)タイ第11条第2項成分規格不適合(E.coli 陽性)廃棄
乾燥食肉製品:チャーシュー(FREEZE DRIED CHASHU)タイ第11条第2項成分規格不適合(フラゾリドン 0.003 ppm 検出)廃棄
加熱食肉製品(加熱後包装):あぶり焼きチキン(レモン)(ABURIYAKI(LEタイ第11条第2項成分規格不適合(E.coli 陽性)積み戻し
加熱食肉製品(加熱後包装):FROZEN STEAMED CHICKEN BLKタイ第11条第2項成分規格不適合(E.coli 陽性)積み戻し
全件です。違反は輸入時検査での不適格判定であり、タイ産の「食肉加工品(生ハム・サラミ等)」全般の安全性を示すものではありません。件数は輸入量・検査率に比例します。

タイ産の他の品目

「食肉加工品(生ハム・サラミ等)」の他の生産国

📊 出典リンク付きでの引用・転載は自由です(例:「出典: 食品衛生アーカイブ https://shokuhin-archive.com/country/thailand/meat/」)。