記録方法・データの見方(methodology)

二層構成と出所分離

輸入違反層=厚生労働省「輸入食品等の食品衛生法違反事例」の公表Excel(月次・年度)を全件取り込み(厚労省公表由来)。政府標準利用規約(CC BY 4.0互換)に基づく転載です。公表ファイルは差し替え・リンク切れが起きるため、原本も魚拓保存しています。②国内処分層=自治体の違反者公表ページの日次観測(日次観測)。各自治体の利用規約に応じ、原文転載ではなく事実(施設名・処分内容・処分日)の自前スキーマでの記録+出典リンクの形をとります。

第3層=自主回収(リコール)層

自主回収層消費者庁リコール情報サイト(食料品カテゴリ)の日次観測(消費者庁リコール情報由来)。同サイトは食料品について「消費期限・賞味期限やリコール理由に応じて、一定期間経過後に掲載を取り下げ」る運用を明記しており、公表が消える前に記録しています。公共データ利用規約(第1.0版・PDL1.0)に準拠した利用条件のもと、出典(出典:消費者庁リコール情報サイト(https://www.recall.caa.go.jp/))と編集・加工した旨を明記して掲載しています。担当者名・電話番号等の連絡先欄は取得も保存もしていません(保存テキスト中の電話番号・メールアドレスも伏字化)。ロゴ・キャラクター等は利用条件の適用外のため画像は一切保存していません。なお自主回収は事業者が自ら行う是正措置であり、行政処分(②)とは主体が異なるため、両層はほぼ重複しません。

回収理由の分類ルール(第3層)

回収理由の文字列に対するキーワード一致(アレルゲン表示の欠落・誤表示/期限・日付の誤表示/異物の混入/微生物(細菌・カビ・酵母)/殺菌・加熱工程の不良/温度管理の逸脱(要冷蔵・冷凍)/添加物・成分規格の不適合/残留農薬/原料・供給元に起因する回収/健康被害のおそれ・成分の問題/異臭・変質・品質劣化/容器・包装の不良/無許可営業・製造基準違反/表示の不備(その他)、その他)で、先に一致した類型を採用しています。機械的規則であり主観評価・推測は含みません。

第4層=食中毒発生状況層

食中毒発生状況層自治体が公表する食中毒発生状況(年次の統計表)の日次観測(日次観測)。①〜③が「違反・回収」の記録であるのに対し、この層は実際に健康被害が発生した事件そのものの記録です。年度更新のたびに過去年の掲載が差し替え・削除されうるため、消える前に記録しています。各自治体の利用規約に応じ、原文の転載ではなく事実(発生時期・原因施設・病因物質・原因食品・患者数・摂食者数)の自前スキーマでの記録+出典リンクの形をとります。原因施設の名称・所在地は元の公表にも含まれていません。件数は保健所が探知・断定した事件数であり、実際の発生数ではありません。公表粒度(日単位か月単位か)・収録年は自治体ごとに異なるため、自治体間の単純比較はできません。

病因物質の分類ルール(第4層)

公表された病因物質名の文字列に対するキーワード一致(アニサキス/ノロウイルス/カンピロバクター/クドア(粘液胞子虫)/自然毒(植物性・動物性)/腸管出血性大腸菌・病原大腸菌/黄色ブドウ球菌/ウエルシュ菌/サルモネラ属菌/ヒスタミン、その他・不明)で、先に一致した類型を採用しています(例:「カンピロバクター・ジェジュニ」「カンピロバクター属菌」は集計上「カンピロバクター」にまとめ、表示は公表どおりに保持)。機械的規則であり主観評価・推測は含みません。

原因施設の分類ルール(第4層)

公表された原因施設名の文字列に対するキーワード一致(飲食店/家庭/給食施設/製造所・販売店、その他、不明)で、先に一致した大分類を採用しています(例:「飲食店 焼鳥屋」「飲食店 大衆酒場」は集計上「飲食店」にまとめ、各行の表示は公表どおりの表記を保持)。記載のない事例は「不明」とし、推測での補完はしていません。原因施設別ページは記録15件以上の大分類、発生年別ページは記録10件以上の年のみ生成しています。

個人情報の扱い

営業者氏名(個人名)は公開層に載せません(内部でも分離保管)。輸入違反層の輸入者名は厚労省が公表する法人名です。自主回収層の事業者名は消費者庁が公表する事業者名です。

違反類型の分類ルール

不適格内容の文字列に対するキーワード一致(成分規格/使用基準/アフラトキシン/残留農薬/動物用医薬品/微生物/カビ・腐敗・異物/指定外添加物/放射線照射/シアン化合物、その他)。機械的規則であり主観評価は含みません。品目別ハブも同様に、品名の文字列に対するキーワード一致で機械分類しています。分類ラベルは記載順に落花生・ピーナッツ/えび(車えび・バナメイ等)/カカオ豆・チョコレート/香辛料・スパイス/アーモンド/とうもろこし/ピスタチオナッツ/いちじく(乾燥・生鮮)/ごま(胡麻・ゴマの種子)/米(精米・米粉)/コーヒー(豆・インスタント)/まぐろ(冷凍・生食用)/健康食品・サプリメント/菓子類(ビスケット・スナック菓子等)/いか・たこ(軟体動物)/熱帯果実(マンゴー・パパイヤ等)/冷凍野菜(ブロッコリー・オクラ等)/食肉加工品(生ハム・サラミ等)/ナチュラルチーズ・乳製品/器具・容器包装(食器・調理器具)/清涼飲料水・ミネラルウォーター/酒類(リキュール・ワイン等)/茶(紅茶・烏龍茶等)/魚肉ねり製品(かまぼこ等)/貝類(あさり・ホタテ等)/めん類(即席めん・パスタ等)/はちみつ・シロップ/豆類(大豆・緑豆・小豆等)/小麦・大麦・そば等の穀類/根菜類(にんじん・たまねぎ・ばれいしょ等)/果実(バナナ・柑橘・ぶどう等)/調味料・ソース類/冷凍食品(その他)で、先に一致したラベルを採用し、いずれにも一致しないものはハブを作りません(品目ハブは該当40件以上のラベルのみ生成)。なお「器具・容器包装(食器・調理器具)」は食品そのものではなく、食品衛生法が器具及び容器包装に定める規格基準に基づく違反です。

適用条文の集計ルール

条文別ハブ・条文別ランキングは、厚労省が公表した「適用条文」の文字列をそのまま集計しています(全角数字を半角に、空白を除去する表記ゆれの正規化のみ実施。複数条文が併記された事例は併記のまま1グループ)。なお2018年改正(2020年6月1日施行)で条番号が繰り下がったため、同一内容の違反が旧・現行の2つの条番号で公表されています(旧第11条第2項=現第13条第2項/旧第11条第3項=現第13条第3項/旧第10条=現第12条/旧第9条第2項=現第10条第2項)。当サイトはこれらを勝手に統合せず、公表どおり別々に集計したうえで対応関係を各ページに明記しています。

データの限界

違反件数は輸入量・検査率に比例するため、国や事業者の「危険度」を示すものではありません。処分・違反は公表時点の事実であり、現在の安全性・営業状態を示しません。推測・補完値は一切含めていません。

取得誤りの可能性と訂正・非表示化の仕組み

収集は自動化されており、公表ページの構造変化により機械的な取得誤り(ラベル文言の混入・列の取り違え等)が生じる可能性があります。疑わしい記録は公開層に出さず人間の確認まで保留し(needs_review)、公開層の表示にも防波堤(個人名系ラベルを含む記録の除外・所在地の丁目までへの丸め)を置いています。それでも誤りがあった場合は常に出典の原文が優先します。訂正・非表示化はモデレーション台帳を通じて行い、訂正した記録にはその旨を併記します(手続きは掲載基準・削除訂正ポリシー)。

食品衛生アーカイブ/記録方法・透明性ページ。2026-08-05時点。