タイ産「器具・容器包装(食器・調理器具)」の輸入食品 食品衛生法違反事例【10件】

厚労省公表由来 生産国がタイで、品名が「器具・容器包装(食器・調理器具)」に該当する輸入時違反事例のアーカイブ(2015年度〜・全件)。

📊 タイ産の「器具・容器包装(食器・調理器具)」の違反は累計10件(タイ産全体514件の1.9%・「器具・容器包装(食器・調理器具)」全体354件の2.8%)。違反類型の上位はその他(8件)、成分規格不適合(2件)。よく見られる品名は容器包装詰加圧加熱殺菌食品:、その他の器具:手袋、その他の合成樹脂製割ぽう具:など。

タイ産の「器具・容器包装(食器・調理器具)」の安全性は、この記録から何が言えるか(違反品の措置)

🛡 タイ産の「器具・容器包装(食器・調理器具)」の違反10件のうち、公表データの措置欄に記載があるのは10件(100.0%)。内訳は廃棄・積み戻し等で国内の食用流通に至っていない記録が10件(100.0%)販売済み・消費済みと記録されたものが0件(0.0%)です(2026-09-06時点)。
措置(公表文の語で分類)件数記載のあった10件に占める割合公表文の表記例
廃棄・積み戻し等(国内の食用流通に至っていない記録)10100.0%廃棄/積み戻し/第三国輸出/食用外転用(飼料等)/焼却
厚労省の公表データの措置欄に書かれた語を機械的に数えたものです。「販売済」「消費済」のいずれかを含む行を先に分け、残りのうち「廃棄」「積み戻し」「第三国」「食用外」「転用」「焼却」のいずれかを含む行を廃棄・積み戻し等としました(両方を含む「一部販売済み、残余廃棄」等は販売・消費済み側に数えています)。措置欄に記載のない0件は推測で振り分けずこの表から除いています。「上記のいずれの語も含まない記載」には、原文の記載ゆれで措置以外の文言(違反の原因など)が措置欄に入っている行も含まれます。書き換えずそのまま数えています。この内訳は「違反として公表された食品がその後どう処理されたか」の記録であり、タイ産の「器具・容器包装(食器・調理器具)」が安全である/危険であることの証明ではありません。件数は輸入量と国の検査計画に比例するため、件数の多さは危険度の順位でもありません。国内で実際に発生した食中毒の記録は食中毒発生状況アーカイブ(510件)、流通後に回収された商品の記録は自主回収アーカイブに別途収録しています。制度の詳細は厚生労働省 輸入食品監視業務が一次情報です。

年度推移

年度件数
2019年度0
2020年度0
2021年度1
2022年度0
2023年度1
2024年度0
2025年度0
2026年度0

違反類型・品名

容器包装詰加圧加熱殺菌食品:(2)その他の器具:手袋(2)その他の合成樹脂製割ぽう具:(1)ゴム製器具:NITRILE (1)飲食器具:錫製(1)飲食器具:ホウロウ引き(1)その他の器具:ゴム製手袋(1)その他の器具:調味料入れフタ(1)

実際に何が検出されたのか(検出項目の内訳)

🔬 タイ産の「器具・容器包装(食器・調理器具)」10件のうち、不適格内容の文言に検出項目名が書かれていたのは6件。多い順に亜鉛(5件)カドミウム(1件)です(2026-09-06時点)。
検出項目(公表文の表記)区分件数項目名の記載があった6件に占める割合
亜鉛重金属・材質583.3%
カドミウム重金属・材質116.7%
厚労省の公表データの不適格内容欄に、あらかじめ定めた主要な検出項目名が書かれているかどうかを機械的に数えたものです(タイ産の「器具・容器包装(食器・調理器具)」10件のうち、いずれかの項目名を含んでいたのは6件=60.0%)。1件の公表文に複数の項目が書かれている場合は各行に重複して数えています。掲げているのは主要な項目に限られ、公表文に現れる物質名を網羅したものではありません(どの項目名にも一致しなかった4件は、推測で振り分けずこの表から除いています)。件数は検査で見つかって公表された回数であり、その食品にどれだけ含まれているか・どれだけ危険かを示すものではありません。基準値は品目ごとに異なり、基準を超えて検出されたことは直ちに健康被害が生じたことを意味しません。分類規則は記録方法で開示しています。

どの検査で見つかったのか(検査の種類)

検査の種類件数記載のあった10件に占める割合制度上の位置づけ
自主検査990.0%輸入者が自ら行う検査
モニタリング検査110.0%国が年間計画に基づいて行う抜取検査
厚労省の公表データの備考欄に書かれた検査の種類をそのまま数えたものです(タイ産の「器具・容器包装(食器・調理器具)」10件のうち、上の4区分のいずれかの記載があったのは10件=100.0%)。検査の種類の構成は輸入量と国の検査計画に左右されるため、この内訳は安全性・危険度の指標ではありません。制度の詳細は厚生労働省 輸入食品監視業務が一次情報です。

公表文に書かれた違反の原因

公表された原因(原文のまま)件数記載のあった10件に占める割合
事前確認不十分220.0%
輸入者とメーカーの認識誤り110.0%
浸出行程不十分110.0%
製造者の基準認識不足110.0%
食品向けでない製品の混入110.0%
器具によるピンホールの発生110.0%
設備不具合による洗浄不十分110.0%
材質の事前確認不十分110.0%
厚労省の公表データの原因欄の記載を、文言を変えずそのまま集計したものです(タイ産の「器具・容器包装(食器・調理器具)」10件のうち記載があったのは10件=100.0%・記載の種類は9通り、上位8件を表示)。当サイトによる要約・言い換え・まとめ直しは行っていません。原因欄が空欄の0件は推測で補完せず除いています(「特定できず」と公表されているものは、その記載のまま1行として数えています)。

事例(10件)

公表日品名生産国条文不適格内容輸入者措置
2023-08-14その他の合成樹脂製割ぽう具:NEW パワークック チャーブロイラータイ第18条第2項材質別規格不適合(過マンガン酸カリウム消費量 23 μg/ml 検出)廃棄、積み戻し等を指示(全量保管)
2021-12-06ゴム製器具:NITRILE EXAMINATION GLOVEタイ第18条第2項材質別規格不適合(亜鉛 不適(18μg/ml 検出 ))積み戻し
2018-12-25飲食器具:錫製(SPOON)タイ第18条第2項原材料一般の規格不適合(アンチモン 不適(12%))積み戻し
2018-01-04容器包装詰加圧加熱殺菌食品:プーパッポンカリータイ第11条第2項成分規格不適合(発育しうる微生物 陽性)廃棄
2017-09-29その他の器具:ゴム製手袋(NITRILE EXAMINATION GLOVE)タイ第18条第2項材質別規格不適合(亜鉛 17 μg/ml 検出)廃棄
2017-05-16飲食器具:ホウロウ引き(ENAMEL LUNCH BOX TXXP7644:赤)タイ第18条第2項材質別規格不適合(カドミウム 不適合)廃棄
2016-12-22その他の器具(ゴム製):手袋(NITRILE GLOVES Grippaz)タイ第18条第2項材質別規格不適合(亜鉛 19 μg/ml 検出)廃棄
2016-06-27その他の器具(ゴム製):手袋(DISPOSABLE NBR GLOVES POWタイ第18条第2項材質別規格不適合(亜鉛 19 μg/ml 検出)積み戻し
その他の器具(ゴム製):調味料入れフタのパッキンタイ第18条第2項材質別規格不適合(亜鉛 27 μg/ml 検出)廃棄
容器包装詰加圧加熱殺菌食品:その他の食品(SAUCE FOR HOT POT)タイ第11条第2項成分規格不適合(発育し得る微生物 陽性)廃棄
全件です。違反は輸入時検査での不適格判定であり、タイ産の「器具・容器包装(食器・調理器具)」全般の安全性を示すものではありません。件数は輸入量・検査率に比例します。

タイ産の他の品目

「器具・容器包装(食器・調理器具)」の他の生産国

📊 出典リンク付きでの引用・転載は自由です(例:「出典: 食品衛生アーカイブ https://shokuhin-archive.com/country/thailand/kigu-yoki/」)。