イタリア産「酒類(リキュール・ワイン等)」の輸入食品 食品衛生法違反事例【14件】

厚労省公表由来 生産国がイタリアで、品名が「酒類(リキュール・ワイン等)」に該当する輸入時違反事例のアーカイブ(2015年度〜・全件)。

📊 イタリア産の「酒類(リキュール・ワイン等)」の違反は累計14件(イタリア産全体312件の4.5%・「酒類(リキュール・ワイン等)」全体99件の14.1%)。違反類型の上位はその他(7件)、指定外添加物(5件)、使用基準不適合(添加物)(2件)。よく見られる品名はブランデー:GRAPPA C、リキュール類、ブランデーなど。

イタリア産の「酒類(リキュール・ワイン等)」の安全性は、この記録から何が言えるか(違反品の措置)

🛡 イタリア産の「酒類(リキュール・ワイン等)」の違反14件のうち、公表データの措置欄に記載があるのは14件(100.0%)。内訳は廃棄・積み戻し等で国内の食用流通に至っていない記録が14件(100.0%)販売済み・消費済みと記録されたものが0件(0.0%)です(2026-09-06時点)。
措置(公表文の語で分類)件数記載のあった14件に占める割合公表文の表記例
廃棄・積み戻し等(国内の食用流通に至っていない記録)14100.0%廃棄/積み戻し/第三国輸出/食用外転用(飼料等)/焼却
厚労省の公表データの措置欄に書かれた語を機械的に数えたものです。「販売済」「消費済」のいずれかを含む行を先に分け、残りのうち「廃棄」「積み戻し」「第三国」「食用外」「転用」「焼却」のいずれかを含む行を廃棄・積み戻し等としました(両方を含む「一部販売済み、残余廃棄」等は販売・消費済み側に数えています)。措置欄に記載のない0件は推測で振り分けずこの表から除いています。「上記のいずれの語も含まない記載」には、原文の記載ゆれで措置以外の文言(違反の原因など)が措置欄に入っている行も含まれます。書き換えずそのまま数えています。この内訳は「違反として公表された食品がその後どう処理されたか」の記録であり、イタリア産の「酒類(リキュール・ワイン等)」が安全である/危険であることの証明ではありません。件数は輸入量と国の検査計画に比例するため、件数の多さは危険度の順位でもありません。国内で実際に発生した食中毒の記録は食中毒発生状況アーカイブ(510件)、流通後に回収された商品の記録は自主回収アーカイブに別途収録しています。制度の詳細は厚生労働省 輸入食品監視業務が一次情報です。

年度推移

年度件数
2019年度0
2020年度0
2021年度1
2022年度5
2023年度0
2024年度0
2025年度0
2026年度0

違反類型・品名

ブランデー:GRAPPA C(5)リキュール類(4)ブランデー(2)リキュール類 CREMA M(1)リキュール類:CENTERB(1)リキュール(1)

どの検査で見つかったのか(検査の種類)

検査の種類件数記載のあった14件に占める割合制度上の位置づけ
自主検査1392.9%輸入者が自ら行う検査
行政検査214.3%検疫所が行う検査
厚労省の公表データの備考欄に書かれた検査の種類をそのまま数えたものです(イタリア産の「酒類(リキュール・ワイン等)」14件のうち、上の4区分のいずれかの記載があったのは14件=100.0%)。うち1件は2種類以上が併記されているため、その件数は各行に重複して数えています。検査の種類の構成は輸入量と国の検査計画に左右されるため、この内訳は安全性・危険度の指標ではありません。制度の詳細は厚生労働省 輸入食品監視業務が一次情報です。

公表文に書かれた違反の原因

公表された原因(原文のまま)件数記載のあった11件に占める割合
日本の基準の認識不足654.5%
食品衛生法の認識不足19.1%
事前確認不十分19.1%
EU向け製品であった19.1%
事前検査不十分19.1%
現地向け製品の誤出荷19.1%
厚労省の公表データの原因欄の記載を、文言を変えずそのまま集計したものです(イタリア産の「酒類(リキュール・ワイン等)」14件のうち記載があったのは11件=78.6%・記載の種類は6通り、上位6件を表示)。当サイトによる要約・言い換え・まとめ直しは行っていません。原因欄が空欄の3件は推測で補完せず除いています(「特定できず」と公表されているものは、その記載のまま1行として数えています)。

事例(14件)

公表日品名生産国条文不適格内容輸入者措置
2023-02-15リキュール類 CREMA MANDORLAイタリア第13条第2項使用基準不適合(ソルビン酸 使用(対象外使用)、二酸化硫黄 133 mg/l 検出)廃棄
2022-11-10リキュール類(MILANO TORINO)イタリア第12条指定外添加物(アゾルビン 検出)廃棄、積み戻し等を指示(全量保管)
2022-11-10リキュール類(NEGRONI)イタリア第12条指定外添加物(アゾルビン 検出)廃棄、積み戻し等を指示(全量保管)
2022-11-10リキュール類(BOULEVARDIER)イタリア第12条指定外添加物(アゾルビン 検出)廃棄、積み戻し等を指示(全量保管)
2022-05-12ブランデー(グラッパ)イタリア第6条第2号メタノール 1.3 mg/ml 検出廃棄
2021-06-09リキュール類イタリア第12条指定外添加物(パテントブルーⅤ 使用)廃棄
2018-11-28ブランデー(GRAPPA BAROLO INVECCHIATA)イタリア第6条第2号メタノール 1.0 mg/cm³ 検出積み戻し
2018-04-27ブランデー:GRAPPA COLLESI DI SANGIOVESEイタリア第6条第2号メタノール 1.0 mg/cm³ 検出廃棄
2018-04-27ブランデー:GRAPPA COLLESI DI LACRIMAイタリア第6条第2号メタノール 1.0 mg/cm³ 検出廃棄
2018-04-27ブランデー:GRAPPA COLLESI DI MONTEPULCIANOイタリア第6条第2号メタノール 1.2 mg/cm³ 検出廃棄
2018-04-27ブランデー:GRAPPA COLLESI DI BRUNELLOイタリア第6条第2号メタノール 1.0 mg/cm³ 検出廃棄
2018-04-27ブランデー:GRAPPA COLLESI DI AMARONEイタリア第6条第2号メタノール 1.0 mg/cm³ 検出廃棄
2018-04-19リキュール類:CENTERBA ESPRITイタリア第10条指定外添加物(パテントブルーⅤ検出)廃棄
2017-09-25リキュール(LIQUORE LIMONE)イタリア第11条第2項使用基準不適合(エステルガム 使用(対象外使用))廃棄
全件です。違反は輸入時検査での不適格判定であり、イタリア産の「酒類(リキュール・ワイン等)」全般の安全性を示すものではありません。件数は輸入量・検査率に比例します。

イタリア産の他の品目

「酒類(リキュール・ワイン等)」の他の生産国

📊 出典リンク付きでの引用・転載は自由です(例:「出典: 食品衛生アーカイブ https://shokuhin-archive.com/country/italy/shurui/」)。