イタリア産「ナチュラルチーズ・乳製品」の輸入食品 食品衛生法違反事例【25件】

厚労省公表由来 生産国がイタリアで、品名が「ナチュラルチーズ・乳製品」に該当する輸入時違反事例のアーカイブ(2015年度〜・全件)。

📊 イタリア産の「ナチュラルチーズ・乳製品」の違反は累計25件(イタリア産全体312件の8.0%・「ナチュラルチーズ・乳製品」全体80件の31.3%)。違反類型の上位は成分規格不適合(24件)、指定外添加物(1件)。よく見られる品名はナチュラルチーズ:ソフト、ナチュラルチーズ:セミハード、ナチュラルチーズ:ソフト/そなど。

イタリア産の「ナチュラルチーズ・乳製品」の安全性は、この記録から何が言えるか(違反品の措置)

🛡 イタリア産の「ナチュラルチーズ・乳製品」の違反25件のうち、公表データの措置欄に記載があるのは25件(100.0%)。内訳は廃棄・積み戻し等で国内の食用流通に至っていない記録が25件(100.0%)販売済み・消費済みと記録されたものが0件(0.0%)です(2026-09-06時点)。
措置(公表文の語で分類)件数記載のあった25件に占める割合公表文の表記例
廃棄・積み戻し等(国内の食用流通に至っていない記録)25100.0%廃棄/積み戻し/第三国輸出/食用外転用(飼料等)/焼却
厚労省の公表データの措置欄に書かれた語を機械的に数えたものです。「販売済」「消費済」のいずれかを含む行を先に分け、残りのうち「廃棄」「積み戻し」「第三国」「食用外」「転用」「焼却」のいずれかを含む行を廃棄・積み戻し等としました(両方を含む「一部販売済み、残余廃棄」等は販売・消費済み側に数えています)。措置欄に記載のない0件は推測で振り分けずこの表から除いています。「上記のいずれの語も含まない記載」には、原文の記載ゆれで措置以外の文言(違反の原因など)が措置欄に入っている行も含まれます。書き換えずそのまま数えています。この内訳は「違反として公表された食品がその後どう処理されたか」の記録であり、イタリア産の「ナチュラルチーズ・乳製品」が安全である/危険であることの証明ではありません。件数は輸入量と国の検査計画に比例するため、件数の多さは危険度の順位でもありません。国内で実際に発生した食中毒の記録は食中毒発生状況アーカイブ(510件)、流通後に回収された商品の記録は自主回収アーカイブに別途収録しています。制度の詳細は厚生労働省 輸入食品監視業務が一次情報です。

年度推移

年度件数
2019年度6
2020年度0
2021年度4
2022年度2
2023年度1
2024年度3
2025年度1
2026年度2

違反類型・品名

ナチュラルチーズ:ソフト(6)ナチュラルチーズ:セミハード(5)ナチュラルチーズ:ソフト/そ(3)ナチュラルチーズ:ゴルゴンゾ(3)ナチュラルチーズ[IIC01(1)ナチュラルチーズ:ソフト/そ(1)バター,)(1)バター)(1)

実際に何が検出されたのか(検出項目の内訳)

🔬 イタリア産の「ナチュラルチーズ・乳製品」25件のうち、不適格内容の文言に検出項目名が書かれていたのは24件。多い順にリステリア・モノサイトゲネス(19件)大腸菌群(5件)細菌数(1件)です(2026-09-06時点)。
検出項目(公表文の表記)区分件数項目名の記載があった24件に占める割合
リステリア・モノサイトゲネス微生物・衛生指標1979.2%
大腸菌群微生物・衛生指標520.8%
細菌数微生物・衛生指標14.2%
厚労省の公表データの不適格内容欄に、あらかじめ定めた主要な検出項目名が書かれているかどうかを機械的に数えたものです(イタリア産の「ナチュラルチーズ・乳製品」25件のうち、いずれかの項目名を含んでいたのは24件=96.0%)。1件の公表文に複数の項目が書かれている場合は各行に重複して数えています。掲げているのは主要な項目に限られ、公表文に現れる物質名を網羅したものではありません(どの項目名にも一致しなかった1件は、推測で振り分けずこの表から除いています)。件数は検査で見つかって公表された回数であり、その食品にどれだけ含まれているか・どれだけ危険かを示すものではありません。基準値は品目ごとに異なり、基準を超えて検出されたことは直ちに健康被害が生じたことを意味しません。分類規則は記録方法で開示しています。

どの検査で見つかったのか(検査の種類)

検査の種類件数記載のあった25件に占める割合制度上の位置づけ
自主検査2080.0%輸入者が自ら行う検査
検査命令28.0%厚生労働大臣が輸入者に検査を義務づけたもの(検査結果が出るまで輸入手続きを進められない)
モニタリング検査28.0%国が年間計画に基づいて行う抜取検査
行政検査14.0%検疫所が行う検査
厚労省の公表データの備考欄に書かれた検査の種類をそのまま数えたものです(イタリア産の「ナチュラルチーズ・乳製品」25件のうち、上の4区分のいずれかの記載があったのは25件=100.0%)。検査の種類の構成は輸入量と国の検査計画に左右されるため、この内訳は安全性・危険度の指標ではありません。制度の詳細は厚生労働省 輸入食品監視業務が一次情報です。

公表文に書かれた違反の原因

公表された原因(原文のまま)件数記載のあった22件に占める割合
特定できず522.7%
製造エリア外での改装工事による床面からの交差汚染14.5%
製造ラインからの汚染と推測14.5%
包装不十分14.5%
包装時の汚染、撹拌不足14.5%
作業員からの汚染と推測14.5%
輸送中に温度が上昇14.5%
衛生管理の徹底不足14.5%
厚労省の公表データの原因欄の記載を、文言を変えずそのまま集計したものです(イタリア産の「ナチュラルチーズ・乳製品」25件のうち記載があったのは22件=88.0%・記載の種類は18通り、上位8件を表示)。当サイトによる要約・言い換え・まとめ直しは行っていません。原因欄が空欄の3件は推測で補完せず除いています(「特定できず」と公表されているものは、その記載のまま1行として数えています)。

事例(25件)

公表日品名生産国条文不適格内容輸入者措置
2026-05-21ナチュラルチーズ:ソフト/その他のもの(BONTAZOLADOLCE FLOWPイタリア第13条第2項成分規格不適合(リステリア・モノサイトゲネス ①6,480 /g、②11,280 /g、③25,株式会社 エフアールマーケティング廃棄、積み戻し等を指示(全量保管)
2026-04-14ナチュラルチーズ(ソフト)[IIC0130] BONTALEGGIO FLOWPイタリア第13条第2項成分規格不適合(リステリア・モノサイトゲネス ①380 /g、②1,310 /g、③290 /g株式会社 エフアールマーケティング廃棄
2025-04-24ナチュラルチーズ:ソフト/その他のもの(GORGONZOLA DOP DOLCEイタリア第13条第2項成分規格不適合(リステリア・モノサイトゲネス ①2,300 /g、② 1,840 /g)廃棄
2025-03-10ナチュラルチーズ:ソフト/その他のもの(ゴルゴンゾーラドルチェ(Nat. Gorイタリア第13条第2項成分規格不適合(リステリア・モノサイトゲネス ①800 /g、② 610 /g、③340 /g)廃棄
2025-02-27バター(BUTTER (BURRO 993 MONTAGNA))イタリア第13条第2項成分規格不適合(水分 18.0%、大腸菌群 陽性)廃棄
2024-04-25バター(BEPPINO OCCELLI BUTTER(BURRO CALCO Mイタリア第13条第2項成分規格不適合(大腸菌群 陽性)廃棄
2024-03-19ナチュラルチーズ:セミハード/ゴルゴンゾーラ(GORGONZOLA CREMIFイタリア第13条第2項成分規格不適合(リステリア・モノサイトゲネス ①120 /g、② 2,620 /g)廃棄
2022-10-24ナチュラルチーズ:セミハード(ERBORINATO ALLO ZAFFERANOイタリア第13条第2項成分規格不適合(リステリア・モノサイトゲネス ①110 /g、②3,250 /g、③4,600 廃棄
2022-10-17バターイタリア第13条第2項成分規格不適合(大腸菌群 陽性)廃棄、積み戻し等を指示(全量保管)
2021-08-25ナチュラルチーズ:ソフト/その他のもの(TALEGGIO DOP)イタリア第13条第2項成分規格不適合(リステリア・モノサイトゲネス 130 /g )廃棄
2021-08-25ナチュラルチーズ:セミハード/ブルー(BIRBA BLU)イタリア第13条第2項成分規格不適合(リステリア・モノサイトゲネス ①620 /g、②140 /g)廃棄、積み戻し等を指示(全量保管)
2021-08-11ナチュラルチーズ:ソフト(CHEESE TALEGGIO DOP BIOLOGIイタリア第13条第2項成分規格不適合(リステリア・モノサイトゲネス ①180 /g、②800 /g、③3900 /g、廃棄
2021-06-21プロセスチーズイタリア第13条第2項成分規格不適合(大腸菌群 陽性)廃棄
2020-03-12ナチュラルチーズ:セミハードイタリア第11条第2項成分規格不適合(リステリア・モノサイトゲネス 120/g)廃棄
2020-01-24加熱後摂取冷凍食品(凍結直前加熱):その他の穀類調整品(4種類チーズのトルテローイタリア第11条第2項成分規格不適合(細菌数 5.0×10⁵ /g 大腸菌群 陽性)廃棄
2019-12-25ナチュラルチーズ:ソフト (GORGONZOLA CUCCHIAIO)イタリア第11条第2項成分規格不適合(リステリア・モノサイトゲネス 120/g)廃棄
2019-09-27ナチュラルチーズ:ソフト(*GORGONZOLA DOP PICCANTE EXイタリア第11条第2項成分規格不適合(リステリア・モノサイトゲネス 3,000 /g)廃棄
2019-09-13ナチュラルチーズ:ソフト(MOZZARELLA)イタリア第10条指定外添加物(ヨウ素化塩 使用)廃棄
2017-10-10ナチュラルチーズ:セミハード(QUADER DE CAVRA)イタリア第11条第2項成分規格不適合(リステリア・モノサイトゲネス ①5,100 /g , ②2,100 /g , ③廃棄
2016-12-12ナチュラルチーズ:ソフト(GORGONZOLA DOP DOLCE)イタリア第11条第2項成分規格不適合(リステリア・モノサイトゲネス ①7,100 /g, ②250 /g)廃棄
2016-06-27ナチュラルチーズ(セミハード):ゴルゴンゾーラ(GORGONZOLA CREMIイタリア第11条第2項成分規格不適合(リステリア・モノサイトゲネス 180 /g)廃棄
ナチュラルチーズ:ソフト(GORGONZOLA )イタリア第11条第2項成分規格不適合(リステリア・モノサイトゲネス 9000/g)廃棄
ナチュラルチーズ:ソフト(TALEGGIO S.ANTONIO)イタリア第11条第2項成分規格不適合(リステリア・モノサイトゲネス 120 /g)廃棄
ナチュラルチーズ(セミハード):ゴルゴンゾーラ(GORGONZOLA DOP Rイタリア第11条第2項成分規格不適合(リステリア・モノサイトゲネス ①1.7×10⁶ /g、②1.6×10⁶ /g、③廃棄
ナチュラルチーズ(セミハード):ゴルゴンゾーラ・ドルチェ(GORGONZOLA イタリア第11条第2項成分規格不適合(リステリア・モノサイトゲネス 1.2×10³ /g )廃棄
全件です。違反は輸入時検査での不適格判定であり、イタリア産の「ナチュラルチーズ・乳製品」全般の安全性を示すものではありません。件数は輸入量・検査率に比例します。

イタリア産の他の品目

「ナチュラルチーズ・乳製品」の他の生産国

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