インドネシア産「まぐろ(冷凍・生食用)」の輸入食品 食品衛生法違反事例【20件】

厚労省公表由来 生産国がインドネシアで、品名が「まぐろ(冷凍・生食用)」に該当する輸入時違反事例のアーカイブ(2015年度〜・全件)。

📊 インドネシア産の「まぐろ(冷凍・生食用)」の違反は累計20件(インドネシア産全体230件の8.7%・「まぐろ(冷凍・生食用)」全体51件の39.2%)。違反類型の上位は成分規格不適合(15件)、指定外添加物(3件)、微生物(大腸菌群等)(2件)。よく見られる品名は生食用冷凍鮮魚介類:まぐろ、冷凍 切り身 まぐろ:生食用、生食用冷凍まぐろなど。

インドネシア産の「まぐろ(冷凍・生食用)」の安全性は、この記録から何が言えるか(違反品の措置)

🛡 インドネシア産の「まぐろ(冷凍・生食用)」の違反20件のうち、公表データの措置欄に記載があるのは20件(100.0%)。内訳は廃棄・積み戻し等で国内の食用流通に至っていない記録が20件(100.0%)販売済み・消費済みと記録されたものが0件(0.0%)です(2026-09-06時点)。
措置(公表文の語で分類)件数記載のあった20件に占める割合公表文の表記例
廃棄・積み戻し等(国内の食用流通に至っていない記録)20100.0%廃棄/積み戻し/第三国輸出/食用外転用(飼料等)/焼却
厚労省の公表データの措置欄に書かれた語を機械的に数えたものです。「販売済」「消費済」のいずれかを含む行を先に分け、残りのうち「廃棄」「積み戻し」「第三国」「食用外」「転用」「焼却」のいずれかを含む行を廃棄・積み戻し等としました(両方を含む「一部販売済み、残余廃棄」等は販売・消費済み側に数えています)。措置欄に記載のない0件は推測で振り分けずこの表から除いています。「上記のいずれの語も含まない記載」には、原文の記載ゆれで措置以外の文言(違反の原因など)が措置欄に入っている行も含まれます。書き換えずそのまま数えています。この内訳は「違反として公表された食品がその後どう処理されたか」の記録であり、インドネシア産の「まぐろ(冷凍・生食用)」が安全である/危険であることの証明ではありません。件数は輸入量と国の検査計画に比例するため、件数の多さは危険度の順位でもありません。国内で実際に発生した食中毒の記録は食中毒発生状況アーカイブ(510件)、流通後に回収された商品の記録は自主回収アーカイブに別途収録しています。制度の詳細は厚生労働省 輸入食品監視業務が一次情報です。

年度推移

年度件数
2019年度1
2020年度0
2021年度2
2022年度7
2023年度1
2024年度0
2025年度0
2026年度3

違反類型・品名

生食用冷凍鮮魚介類:まぐろ(6)冷凍 切り身 まぐろ:生食用(4)生食用冷凍まぐろ(2)冷凍切り身まぐろ:加熱加工用(2)生食用冷凍切り身まぐろ:キハ(1)レトルト殺菌食品:魚類(1)生食用冷凍鮮魚介類:鮪切り落(1)加熱加工用冷凍まぐろ(1)

実際に何が検出されたのか(検出項目の内訳)

🔬 インドネシア産の「まぐろ(冷凍・生食用)」20件のうち、不適格内容の文言に検出項目名が書かれていたのは16件。多い順に大腸菌群(10件)細菌数(5件)サルモネラ属菌(2件)です(2026-09-06時点)。
検出項目(公表文の表記)区分件数項目名の記載があった16件に占める割合
大腸菌群微生物・衛生指標1062.5%
細菌数微生物・衛生指標531.3%
サルモネラ属菌微生物・衛生指標212.5%
厚労省の公表データの不適格内容欄に、あらかじめ定めた主要な検出項目名が書かれているかどうかを機械的に数えたものです(インドネシア産の「まぐろ(冷凍・生食用)」20件のうち、いずれかの項目名を含んでいたのは16件=80.0%)。1件の公表文に複数の項目が書かれている場合は各行に重複して数えています。掲げているのは主要な項目に限られ、公表文に現れる物質名を網羅したものではありません(どの項目名にも一致しなかった4件は、推測で振り分けずこの表から除いています)。件数は検査で見つかって公表された回数であり、その食品にどれだけ含まれているか・どれだけ危険かを示すものではありません。基準値は品目ごとに異なり、基準を超えて検出されたことは直ちに健康被害が生じたことを意味しません。分類規則は記録方法で開示しています。

どの検査で見つかったのか(検査の種類)

検査の種類件数記載のあった20件に占める割合制度上の位置づけ
モニタリング検査1155.0%国が年間計画に基づいて行う抜取検査
自主検査945.0%輸入者が自ら行う検査
厚労省の公表データの備考欄に書かれた検査の種類をそのまま数えたものです(インドネシア産の「まぐろ(冷凍・生食用)」20件のうち、上の4区分のいずれかの記載があったのは20件=100.0%)。検査の種類の構成は輸入量と国の検査計画に左右されるため、この内訳は安全性・危険度の指標ではありません。制度の詳細は厚生労働省 輸入食品監視業務が一次情報です。

公表文に書かれた違反の原因

公表された原因(原文のまま)件数記載のあった15件に占める割合
作業員の衛生管理不徹底533.3%
特定できず213.3%
ピンホール発生による汚染16.7%
器具の洗浄不足16.7%
作業員からの汚染と推測16.7%
日本の基準の認識不足16.7%
湿度管理不足16.7%
作業員の衛生管理認識不足16.7%
厚労省の公表データの原因欄の記載を、文言を変えずそのまま集計したものです(インドネシア産の「まぐろ(冷凍・生食用)」20件のうち記載があったのは15件=75.0%・記載の種類は10通り、上位8件を表示)。当サイトによる要約・言い換え・まとめ直しは行っていません。原因欄が空欄の5件は推測で補完せず除いています(「特定できず」と公表されているものは、その記載のまま1行として数えています)。

事例(20件)

公表日品名生産国条文不適格内容輸入者措置
2026-08-10生食用冷凍切り身まぐろ:キハダマグロインドネシア第13条第2項成分規格不適合(細菌数 1.7×10⁵ /g、大腸菌群 陽性)株式会社 GODAI廃棄、積み戻し等を指示(全量保管)
2026-07-17生食用冷凍鮮魚介類:まぐろ(FROZEN YELLOWFIN TUNA PLATインドネシア第13条第2項成分規格不適合(細菌数 8.4×10⁵ /g)共和食品 株式会社廃棄、積み戻し等を指示(全量保管)
2026-07-17生食用冷凍鮮魚介類:まぐろ(FROZEN YELLOWFIN TUNA PLATインドネシア第13条第2項成分規格不適合(細菌数 1.4×10⁵ /g)共和食品 株式会社廃棄、積み戻し等を指示(全量保管)
2024-02-28レトルト殺菌食品:魚類(まぐろ油漬・フレ-ク)インドネシア第13条第2項成分規格不適合(発育し得る微生物 陽性)廃棄
2023-02-09生食用冷凍まぐろ(FROZEN YELLOWFIN TUNA KIRIOTOSHインドネシア第13条第2項成分規格不適合(大腸菌群 陽性)積み戻し
2023-02-09生食用冷凍まぐろ(FROZEN TUNA SLICE(YELLOWFIN))インドネシア第13条第2項成分規格不適合(大腸菌群 陽性)積み戻し
2023-02-09生食用冷凍まぐろ(FROZEN TUNA KIRIOTOSHI(YELLOWFIインドネシア第13条第2項成分規格不適合(大腸菌群 陽性)積み戻し
2023-02-03加熱加工用冷凍まぐろ(TUNA FISH STICK)インドネシア第12条指定外添加物(一酸化炭素 1,390 μg/kg 検出)廃棄
2022-10-06生食用冷凍鮮魚介類:まぐろ(FROZEN TUNA KIRIOTOSHI)インドネシア第13条第2項成分規格不適合(大腸菌群 陽性)廃棄
2022-07-25生食用冷凍鮮魚介類:まぐろ(NO BRAND FROZEN YELLOWFIN インドネシア第13条第2項成分規格不適合(大腸菌群 陽性)積み戻し
2022-06-27生食用冷凍鮮魚介類:鮪切り落としパックインドネシア第6条第3号サルモネラ属菌(S. Javiana) 検出廃棄、積み戻し等を指示(全量保管)
2021-10-22生食用冷凍鮮魚介類:まぐろ(FROZEN YELLOWFIN TUNA SLICインドネシア第13条第2項成分規格不適合(細菌数 1.3×10⁵ /g)廃棄
2021-10-04生食用冷凍鮮魚介類:まぐろ(FROZEN YF NEGITORO GENRYOUインドネシア第13条第2項成分規格不適合(細菌数 1.9×10⁵ /g)積み戻し
2019-07-19冷凍切り身まぐろ:生食用(FROZEN YELLOWFIN TUNA HAZAIインドネシア第11条第2項成分規格不適合(大腸菌群 陽性)廃棄、積み戻し等を指示(全量保管)
2019-01-17冷凍 切り身 まぐろ:生食用(FROZEN YELLOWFIN TUNA HAZインドネシア第6条第3号サルモネラ属菌(S. Brunei) 検出廃棄、積み戻し等を指示(全量保管)
2018-11-02冷凍 切り身 まぐろ:生食用(FROZEN YF KIRIOTOSHI)インドネシア第11条第2項成分規格不適合(大腸菌群 陽性)廃棄、積み戻し等を指示(全量保管)
2018-11-02冷凍 切り身 まぐろ:生食用(FROZEN BE KIRIOTOSHI)インドネシア第11条第2項成分規格不適合(大腸菌群 陽性)廃棄、積み戻し等を指示(全量保管)
2018-10-11冷凍 切り身 まぐろ:生食用インドネシア第11条第2項成分規格不適合(大腸菌群 陽性)廃棄、積み戻し等を指示(全量保管)
2016-08-01冷凍切り身まぐろ:加熱加工用インドネシア第10条指定外添加物(一酸化炭素 785 μg/kg 検出)廃棄
2016-08-01冷凍切り身まぐろ:加熱加工用インドネシア第10条指定外添加物(一酸化炭素 639 μg/kg 検出)廃棄
全件です。違反は輸入時検査での不適格判定であり、インドネシア産の「まぐろ(冷凍・生食用)」全般の安全性を示すものではありません。件数は輸入量・検査率に比例します。

インドネシア産の他の品目

「まぐろ(冷凍・生食用)」の他の生産国

📊 出典リンク付きでの引用・転載は自由です(例:「出典: 食品衛生アーカイブ https://shokuhin-archive.com/country/indonesia/tuna/」)。