フィリピン産「果実(バナナ・柑橘・ぶどう等)」の輸入食品 食品衛生法違反事例【19件】
厚労省公表由来 生産国がフィリピンで、品名が「果実(バナナ・柑橘・ぶどう等)」に該当する輸入時違反事例のアーカイブ(2015年度〜・全件)。
📊 フィリピン産の「果実(バナナ・柑橘・ぶどう等)」の違反は累計19件(フィリピン産全体148件の12.8%・「果実(バナナ・柑橘・ぶどう等)」全体118件の16.1%)。違反類型の上位は成分規格不適合(17件)、その他(2件)。よく見られる品名は生鮮バナナ、バナナ、無加熱摂取冷凍食品:冷凍バナなど。
フィリピン産の「果実(バナナ・柑橘・ぶどう等)」の安全性は、この記録から何が言えるか(違反品の措置)
🛡 フィリピン産の「果実(バナナ・柑橘・ぶどう等)」の違反19件のうち、公表データの措置欄に記載があるのは18件(94.7%)。内訳は廃棄・積み戻し等で国内の食用流通に至っていない記録が13件(72.2%)、販売済み・消費済みと記録されたものが5件(27.8%)です(2026-09-06時点)。
| 措置(公表文の語で分類) | 件数 | 記載のあった18件に占める割合 |
|---|---|---|
| 廃棄・積み戻し等(国内の食用流通に至っていない記録) | 13 | 72.2% |
| 販売済み・消費済みと記録されたもの | 5 | 27.8% |
厚労省の公表データの措置欄に書かれた語を機械的に数えたものです。「販売済」「消費済」のいずれかを含む行を先に分け、残りのうち「廃棄」「積み戻し」「第三国」「食用外」「転用」「焼却」のいずれかを含む行を廃棄・積み戻し等としました(両方を含む「一部販売済み、残余廃棄」等は販売・消費済み側に数えています)。措置欄に記載のない1件は推測で振り分けずこの表から除いています。「上記のいずれの語も含まない記載」には、原文の記載ゆれで措置以外の文言(違反の原因など)が措置欄に入っている行も含まれます。書き換えずそのまま数えています。この内訳は「違反として公表された食品がその後どう処理されたか」の記録であり、フィリピン産の「果実(バナナ・柑橘・ぶどう等)」が安全である/危険であることの証明ではありません。件数は輸入量と国の検査計画に比例するため、件数の多さは危険度の順位でもありません。国内で実際に発生した食中毒の記録は食中毒発生状況アーカイブ(510件)、流通後に回収された商品の記録は自主回収アーカイブに別途収録しています。制度の詳細は厚生労働省 輸入食品監視業務が一次情報です。
年度推移
| 年度 | 件数 | |
|---|---|---|
| 2019年度 | 2 | |
| 2020年度 | 1 | |
| 2021年度 | 1 | |
| 2022年度 | 0 | |
| 2023年度 | 0 | |
| 2024年度 | 1 | |
| 2025年度 | 1 | |
| 2026年度 | 1 |
違反類型・品名
成分規格不適合(17)その他(2)
生鮮バナナ(17)バナナ(1)無加熱摂取冷凍食品:冷凍バナ(1)
実際に何が検出されたのか(検出項目の内訳)
🔬 フィリピン産の「果実(バナナ・柑橘・ぶどう等)」19件のうち、不適格内容の文言に検出項目名が書かれていたのは14件。多い順にフィプロニル(11件)、オキシテトラサイクリン(1件)、イミダクロプリド(1件)です(2026-09-06時点)。
| 検出項目(公表文の表記) | 件数 | 項目名の記載があった14件に占める割合 |
|---|---|---|
| フィプロニル | 11 | 78.6% |
| オキシテトラサイクリン | 1 | 7.1% |
| イミダクロプリド | 1 | 7.1% |
| 大腸菌群 | 1 | 7.1% |
厚労省の公表データの不適格内容欄に、あらかじめ定めた主要な検出項目名が書かれているかどうかを機械的に数えたものです(フィリピン産の「果実(バナナ・柑橘・ぶどう等)」19件のうち、いずれかの項目名を含んでいたのは14件=73.7%)。1件の公表文に複数の項目が書かれている場合は各行に重複して数えています。掲げているのは主要な項目に限られ、公表文に現れる物質名を網羅したものではありません(どの項目名にも一致しなかった5件は、推測で振り分けずこの表から除いています)。件数は検査で見つかって公表された回数であり、その食品にどれだけ含まれているか・どれだけ危険かを示すものではありません。基準値は品目ごとに異なり、基準を超えて検出されたことは直ちに健康被害が生じたことを意味しません。分類規則は記録方法で開示しています。
どの検査で見つかったのか(検査の種類)
| 検査の種類 | 件数 | 記載のあった18件に占める割合 |
|---|---|---|
| モニタリング検査 | 10 | 55.6% |
| 検査命令 | 6 | 33.3% |
| 自主検査 | 2 | 11.1% |
厚労省の公表データの備考欄に書かれた検査の種類をそのまま数えたものです(フィリピン産の「果実(バナナ・柑橘・ぶどう等)」19件のうち、上の4区分のいずれかの記載があったのは18件=94.7%)。記載のない1件は推測で振り分けずこの表から除いています。検査の種類の構成は輸入量と国の検査計画に左右されるため、この内訳は安全性・危険度の指標ではありません。制度の詳細は厚生労働省 輸入食品監視業務が一次情報です。
公表文に書かれた違反の原因
| 公表された原因(原文のまま) | 件数 | 記載のあった17件に占める割合 |
|---|---|---|
| 隣接農場からの農薬のドリフトによる汚染 | 3 | 17.6% |
| 一部の農家が農薬を使用したため | 2 | 11.8% |
| 農薬使用管理不徹底 | 1 | 5.9% |
| 産地にて農薬を使用 | 1 | 5.9% |
| 農薬の分解に時間がかかったと推測 | 1 | 5.9% |
| タマネギ用の農薬を使用 | 1 | 5.9% |
| 器具の洗浄不足 | 1 | 5.9% |
| 一部の農園で使用 | 1 | 5.9% |
厚労省の公表データの原因欄の記載を、文言を変えずそのまま集計したものです(フィリピン産の「果実(バナナ・柑橘・ぶどう等)」19件のうち記載があったのは17件=89.5%・記載の種類は14通り、上位8件を表示)。当サイトによる要約・言い換え・まとめ直しは行っていません。原因欄が空欄の2件は推測で補完せず除いています(「特定できず」と公表されているものは、その記載のまま1行として数えています)。
事例(19件)
| 公表日 | 品名 | 生産国 | 不適格内容 | 措置 |
|---|---|---|---|---|
| 2026-05-28 | 生鮮バナナ | フィリピン | 成分規格不適合(ブプロフェジン 0.4 ppm 検出) | 廃棄、積み戻し等を指示(一部販売済み、残余保管中) |
| 2025-05-15 | 生鮮バナナ | フィリピン | 13条3項に基づき人の健康を損なうおそれのない量として定める量を超えて残留(シペルメトリン 0. | 積み戻し |
| 2024-05-08 | 生鮮バナナ | フィリピン | 成分規格不適合(オキシテトラサイクリン 0.02 ppm検出) | 廃棄、積み戻し等を指示(一部販売済み、残余保管中) |
| 2022-01-31 | 生鮮バナナ | フィリピン | 13条3項に基づき人の健康を損なうおそれのない量として定める量を超えて残留(デルタメトリン及びト | 一部販売済み、残余廃棄 |
| 2020-12-07 | 生鮮バナナ | フィリピン | 成分規格不適合(フィプロニル 0.013 ppm 検出) | 廃棄、積み戻し等を指示(全量保管) |
| 2019-07-25 | 生鮮バナナ | フィリピン | 成分規格不適合(フィプロニル 0.011 ppm 検出) | 積み戻し |
| 2019-06-10 | 生鮮バナナ | フィリピン | 成分規格不適合(フィプロニル 0.006 ppm 検出) | 廃棄 |
| 2019-03-15 | 生鮮バナナ | フィリピン | 成分規格不適合(フィプロニル 0.009 ppm 検出) | 積み戻し |
| 2019-01-10 | バナナ | フィリピン | 成分規格不適合(フィプロニル 0.015 ppm 検出) | 積み戻し |
| 2018-12-20 | 生鮮バナナ | フィリピン | 成分規格不適合(フィプロニル 0.006 ppm 検出) | 積み戻し |
| 2018-11-28 | 生鮮バナナ | フィリピン | 成分規格不適合(フィプロニル 0.006 ppm 検出) | 廃棄 |
| 2018-11-28 | 生鮮バナナ | フィリピン | 成分規格不適合(フィプロニル 0.007 ppm 検出) | 廃棄 |
| 2018-11-28 | 生鮮バナナ | フィリピン | 成分規格不適合(フィプロニル 0.010 ppm 検出) | 廃棄 |
| 2018-11-28 | 生鮮バナナ | フィリピン | 成分規格不適合(フィプロニル 0.009 ppm 検出) | 積み戻し |
| 2018-09-13 | 生鮮バナナ | フィリピン | 成分規格不適合(フィプロニル 0.006 ppm 検出) | 廃棄 |
| 2017-03-30 | 無加熱摂取冷凍食品:冷凍バナナ | フィリピン | 成分規格不適合(大腸菌群 陽性) | 廃棄 |
| 2017-03-24 | 生鮮バナナ | フィリピン | 成分規格不適合(イミダクロプリド 0.05 ppm 検出) | 一部販売済み、残余廃棄 |
| 2016-11-01 | 生鮮バナナ | フィリピン | 成分規格不適合(シペルメトリン 0.05 ppm 検出) | 一部消費済み、残余廃棄 |
| 生鮮バナナ | フィリピン | 成分規格不適合(ビフェントリン 0.2 ppm 検出) |
全件です。違反は輸入時検査での不適格判定であり、フィリピン産の「果実(バナナ・柑橘・ぶどう等)」全般の安全性を示すものではありません。件数は輸入量・検査率に比例します。
フィリピン産の他の品目
「果実(バナナ・柑橘・ぶどう等)」の他の生産国
📊 出典リンク付きでの引用・転載は自由です(例:「出典: 食品衛生アーカイブ https://shokuhin-archive.com/country/philippines/kajitsu/」)。