スリランカ産「香辛料・スパイス」の輸入食品 食品衛生法違反事例【19件】

厚労省公表由来 生産国がスリランカで、品名が「香辛料・スパイス」に該当する輸入時違反事例のアーカイブ(2015年度〜・全件)。

📊 スリランカ産の「香辛料・スパイス」の違反は累計19件(スリランカ産全体56件の33.9%・「香辛料・スパイス」全体311件の6.1%)。違反類型の上位はアフラトキシン(14件)、その他(5件)。よく見られる品名は野草加工品及び香辛料:とうが、野草加工品及び香辛料:ナツメ、野草加工品及び香辛料:ハッカなど。

スリランカ産の「香辛料・スパイス」の安全性は、この記録から何が言えるか(違反品の措置)

🛡 スリランカ産の「香辛料・スパイス」の違反19件のうち、公表データの措置欄に記載があるのは19件(100.0%)。内訳は廃棄・積み戻し等で国内の食用流通に至っていない記録が19件(100.0%)販売済み・消費済みと記録されたものが0件(0.0%)です(2026-09-06時点)。
措置(公表文の語で分類)件数記載のあった19件に占める割合公表文の表記例
廃棄・積み戻し等(国内の食用流通に至っていない記録)19100.0%廃棄/積み戻し/第三国輸出/食用外転用(飼料等)/焼却
厚労省の公表データの措置欄に書かれた語を機械的に数えたものです。「販売済」「消費済」のいずれかを含む行を先に分け、残りのうち「廃棄」「積み戻し」「第三国」「食用外」「転用」「焼却」のいずれかを含む行を廃棄・積み戻し等としました(両方を含む「一部販売済み、残余廃棄」等は販売・消費済み側に数えています)。措置欄に記載のない0件は推測で振り分けずこの表から除いています。「上記のいずれの語も含まない記載」には、原文の記載ゆれで措置以外の文言(違反の原因など)が措置欄に入っている行も含まれます。書き換えずそのまま数えています。この内訳は「違反として公表された食品がその後どう処理されたか」の記録であり、スリランカ産の「香辛料・スパイス」が安全である/危険であることの証明ではありません。件数は輸入量と国の検査計画に比例するため、件数の多さは危険度の順位でもありません。国内で実際に発生した食中毒の記録は食中毒発生状況アーカイブ(510件)、流通後に回収された商品の記録は自主回収アーカイブに別途収録しています。制度の詳細は厚生労働省 輸入食品監視業務が一次情報です。

年度推移

年度件数
2019年度6
2020年度1
2021年度4
2022年度2
2023年度0
2024年度0
2025年度0
2026年度0

違反類型・品名

野草加工品及び香辛料:とうが(10)野草加工品及び香辛料:ナツメ(5)野草加工品及び香辛料:ハッカ(1)野草加工品及び香辛料:乾燥唐(1)野草加工品及び香辛料:カレー(1)乾燥赤とうがらし(1)

実際に何が検出されたのか(検出項目の内訳)

🔬 スリランカ産の「香辛料・スパイス」19件のうち、不適格内容の文言に検出項目名が書かれていたのは15件。多い順にアフラトキシン(14件)プロフェノホス(1件)です(2026-09-06時点)。
検出項目(公表文の表記)区分件数項目名の記載があった15件に占める割合
アフラトキシンカビ毒1493.3%
プロフェノホス残留農薬16.7%
厚労省の公表データの不適格内容欄に、あらかじめ定めた主要な検出項目名が書かれているかどうかを機械的に数えたものです(スリランカ産の「香辛料・スパイス」19件のうち、いずれかの項目名を含んでいたのは15件=78.9%)。1件の公表文に複数の項目が書かれている場合は各行に重複して数えています。掲げているのは主要な項目に限られ、公表文に現れる物質名を網羅したものではありません(どの項目名にも一致しなかった4件は、推測で振り分けずこの表から除いています)。件数は検査で見つかって公表された回数であり、その食品にどれだけ含まれているか・どれだけ危険かを示すものではありません。基準値は品目ごとに異なり、基準を超えて検出されたことは直ちに健康被害が生じたことを意味しません。分類規則は記録方法で開示しています。

どの検査で見つかったのか(検査の種類)

検査の種類件数記載のあった19件に占める割合制度上の位置づけ
検査命令1894.7%厚生労働大臣が輸入者に検査を義務づけたもの(検査結果が出るまで輸入手続きを進められない)
モニタリング検査210.5%国が年間計画に基づいて行う抜取検査
厚労省の公表データの備考欄に書かれた検査の種類をそのまま数えたものです(スリランカ産の「香辛料・スパイス」19件のうち、上の4区分のいずれかの記載があったのは19件=100.0%)。うち1件は2種類以上が併記されているため、その件数は各行に重複して数えています。検査の種類の構成は輸入量と国の検査計画に左右されるため、この内訳は安全性・危険度の指標ではありません。制度の詳細は厚生労働省 輸入食品監視業務が一次情報です。

公表文に書かれた違反の原因

公表された原因(原文のまま)件数記載のあった13件に占める割合
原料とうがらしの衛生管理不徹底215.4%
原料品質管理不徹底215.4%
食品衛生法の認識不足17.7%
不明17.7%
偏在性による検出17.7%
脱気不十分17.7%
選別不十分17.7%
原料の管理不足17.7%
厚労省の公表データの原因欄の記載を、文言を変えずそのまま集計したものです(スリランカ産の「香辛料・スパイス」19件のうち記載があったのは13件=68.4%・記載の種類は11通り、上位8件を表示)。当サイトによる要約・言い換え・まとめ直しは行っていません。原因欄が空欄の6件は推測で補完せず除いています(「特定できず」と公表されているものは、その記載のまま1行として数えています)。

事例(19件)

公表日品名生産国条文不適格内容輸入者措置
2022-08-17野草加工品及び香辛料:ハッカ(ミント)(LEELAA PEPPERMINT TEスリランカ第13条第3項13条3項に基づき人の健康を損なうおそれのない量として定める量を超えて残留(プロフェノホス 0.廃棄
2022-06-16野草加工品及び香辛料:ナツメグ(肉ずく)(ORGANIC NUTMEG POWDスリランカ第6条第2号アフラトキシン ①33 μg/kg(B1: 29.3 μg/kg、B2: 2.4 μg/kg、G廃棄
2022-03-31野草加工品及び香辛料:ナツメグ(肉ずく)(ORGANIC NUTMEG POWDスリランカ第6条第2号アフラトキシン 726μg/kg(B1: 524.8 μg/kg、B2: 20.4 μg/kg、廃棄
2021-11-09野草加工品及び香辛料:ナツメグ(肉ずく)スリランカ第6条第2号アフラトキシン 83 μg/kg(B1:80.9μg/kg、B2:1.9μg/kg )検出廃棄
2021-11-05野草加工品及び香辛料:ナツメグ(肉ずく)スリランカ第6条第2号アフラトキシン 35 μg/kg(B1:32.5μg/kg、B2:2.6μg/kg )検出積み戻し
2021-07-28野草加工品及び香辛料:とうがらしスリランカ第6条第2号アフラトキシン 28 μg/kg(B1:26.6 μg/kg、B2:1.3 μg/kg)検出積み戻し
2020-10-14野草加工品及び香辛料:とうがらしスリランカ第6条第2号アフラトキシン 20 μg/kg(B1: 19.2 B2: 1.0 )検出廃棄
2019-09-13野草加工品及び香辛料:ナツメグ(肉ずく)スリランカ第6条第2号アフラトキシン 111 μg/kg (B1: 96.6, B2: 14.0 )検出積み戻し
2019-09-06野草加工品及び香辛料:とうがらし(CHILLI POWDER)スリランカ第6条第2号アフラトキシン 67 μg/kg (B1: 63.4, B2: 3.2)検出廃棄、積み戻し等を指示(全量保管)
2019-07-13野草加工品及び香辛料:とうがらし(CHILLIE POWDER UNROASTEスリランカ第11条第3項11条3項に基づき人の健康を損なうおそれのない量として定める量を超えて残留(トリアゾホス 0.0廃棄、積み戻し等を指示(全量保管)
2019-07-13野草加工品及び香辛料:とうがらし(CRUSHED CHILLIE)スリランカ第11条第3項11条3項に基づき人の健康を損なうおそれのない量として定める量を超えて残留(トリアゾホス 0.2廃棄、積み戻し等を指示(全量保管)
2019-07-13野草加工品及び香辛料:とうがらし(CHILLIE WHOLE)スリランカ第11条第3項11条3項に基づき人の健康を損なうおそれのない量として定める量を超えて残留(トリアゾホス 0.0廃棄、積み戻し等を指示(全量保管)
2019-07-13野草加工品及び香辛料:とうがらし(CHILI POWDER IN SHAKER)スリランカ第11条第3項11条3項に基づき人の健康を損なうおそれのない量として定める量を超えて残留(トリアゾホス 0.1積み戻し
2017-07-11野草加工品及び香辛料:とうがらし(CHILLI POWDER)スリランカ第6条第2号アフラトキシン 23 μg/kg (B1:22.0 , B2:1.1)検出 11条3項に基づき人廃棄
2017-01-31乾燥赤とうがらしスリランカ第6条第2号アフラトキシン 50 μg/kg (B1:47.9 , B2:2.1 )検出廃棄
2016-10-24野草加工品及び香辛料:乾燥唐辛子粉末(DRY CHILLY)スリランカ第6条第2号アフラトキシン 31 μg/kg (B1:30.3 , B2:1.0 )検出廃棄
2016-10-24野草加工品及び香辛料:カレー粉(CURRY POWDER FOR MEAT)スリランカ第6条第2号アフラトキシン 13 μg/kg (B1:12.5 )検出廃棄
野草加工品及び香辛料:とうがらし(CHILLI PIECES)スリ・ランカ第6条第2号アフラトキシン 32 μg/kg (B1:30.6 , B2:1.4)検出廃棄
野草加工品及び香辛料:とうがらし(CHILLI POWDER)スリ・ランカ第6条第2号アフラトキシン 29 μg/kg (B1:27.7 , B2:1.5)検出廃棄
全件です。違反は輸入時検査での不適格判定であり、スリランカ産の「香辛料・スパイス」全般の安全性を示すものではありません。件数は輸入量・検査率に比例します。

「香辛料・スパイス」の他の生産国

📊 出典リンク付きでの引用・転載は自由です(例:「出典: 食品衛生アーカイブ https://shokuhin-archive.com/country/sri-lanka/spice/」)。